top of page

モルドバ共和国研修終了!

滞りなく本研修を終了し、IGSUに結果報告に伺った時の様子がIGSUのFBにアップされています。

要約は以下の通りです。

2025年5月7日、モルドバ共和国の非常事態総局(IGSU)にて、日本との共同プロジェクト「火災予防機材の改善」に関する最終報告会が開催されました。このプロジェクトは、日本政府の支援を受け、モルドバの消防および救助部隊を現代的な装備で強化することを目的としたものです。


IGSUのオプレア・アレクサンドル大佐(局長)は、日本のINGEROSECコーポレーションの代表者との会談で、同社の専門家による技術支援と訓練に深い感謝を表明しました。特に、新たに導入された消防車両や機器の操作やメンテナンスに関する研修が高く評価されました。


会議では、プロジェクトの成果と今後の協力の可能性についても議論されました。感謝の印として、INGEROSECの代表者には「非常時の連帯に対する勲章」が授与されました。同社の代表者も、モルドバの消防士たちの献身と継続的な訓練意欲に対する敬意を示しました。


このプロジェクトの一環として、日本政府は約1400万ドルの無償資金を提供し、19台の消防車両が製造・納入されました。これには、高さ54メートルの自動昇降梯子付き車両2台、30メートルの同車両8台、3,000リットル・4,000リットル・10,000リットルのタンクを備えた多機能消防車9台が含まれます。これらの車両はオルヘイ、ウンゲニ、カフル、ジュルジュレシュティ、バルツィ市、首都キシナウなど全国6地域10部隊に配備され、日常的に運用されています。


2025年4月4日に納入されたこの装備により、約130万人のモルドバ市民の安全が向上すると見込まれており、緊急時の対応時間短縮やIGSUの即応力の強化にも貢献しています。


本プロジェクトは、2021年11月26日に署名されたモルドバ内務省と在モルドバ日本大使館との協定に基づき実施されました。



 
 
bottom of page