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​カンボジア渡航 女子編
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カンボジア渡航 ~女子編~
渡航が決まれば持って行くものの準備&買い物をします。持って行くものは、海外旅行の時の荷物ととくに変わりません。いつもと違う持ち物はJPRのポロシャツや活動服、安全靴くらいです。ただ、海外旅行では、ホテルに泊まったり、観光地に行くので近くにコンビニなど買い物できるところがありますが、カンボジアでは軍の施設に泊まるため気軽に買い物ができないので、水や日持ちする非常食を多めに持っていくようにしています。朝はコーヒーが飲みたくなるので、「水で溶けるカフェオレ」を持っていくのは私たちのマイブームになっています。ただ、この少し多めに持っていくが、いつも出発の手荷物検査で後悔する羽目になります。出発当日は理事やJPR会員が見送りにきてくれることがありますが、いつも受託手荷物の重量で引っかかるので、毎回バタバタしながら、水を置いていくことになり見送りの仲間に重たい水をプレゼントすることになります。


カンボジア空港に着くと、嬉しいことにRRC711の隊員が出迎えてくれます。そのままRRC711の施設まで車で移動しますが混沌とした交通事情をみると、「カンボジアに来たー」と実感します。実際の活動をご紹介します。朝は隊員とトレーニングや訓練をします。救急と消防部隊に分かれて訓練することも多く、私たちは主に救急のトレーニングを実施します。今までのトレーニングでは静脈路確保や病院前外傷教育、想定訓練、カンボジアの社会情勢に合わせて病院前での出産介助など様々な訓練を行ってきました。言葉の壁があり、処置に関する根拠や応用を上手く伝えられずに歯がゆい思いもしますが、そこは熱意とジェスチャーで伝わっていると信じて実施しています。

 

早めの昼ご飯を食べたら午後からも同様の訓練を実施しますが、その間も出動があれば、私たちもそれに同行しま
す。日中は町中も明るく、活動はしやすいですが、夜間は寝ている時もすぐに起きて救急車に同乗するので、寝るときもすぐに出発できる体制で寝ています。夜間は暗くて危ないので、RRC711部隊や警察により安全が確認されてから救急車外に出るようにしています。自分自身の安全を最優先するのは日本でもカンボジアでも同じです。救急車同乗で日本との大きな違いは、急病などの内因性よりも交通外傷による外傷が圧倒的に多いことです。バイクはヘルメットを装着せず、3人4人乗りも当たり前なので、事故に合うと重症なことも多いです。

 

医療体制も日本とは異なっていて、搬送時も病院に到着してからも医療費が払えるかどうかによって病院の選定が変わってきます。また、医療費が払えないと必要な治療が行えないこともあり、目の前で重症の患者の様態が悪くなっていくの目の当たりにし、ジレンマを感じることも度々ありました。カンボジアでの生活のちょっと変わったエピソードですが、扉を閉め切ってトイレをすると暑いので女子部屋では、私たちは常にトイレは開けっぱなしでしています。シャワーもお湯が出ないので(私たちの部屋だけです)、寒くならないよう騒ぎながら女子二人で浴びています。

 

虫が嫌いなので、殺虫剤(日本の10倍くらいの威力らしいです)を勢いよく巻いたり、蚊取り線香を部屋の中で締め切っ
て3カ所くらい炊いて、喉がカラカラになったり気分が悪くなることも多々ありました。怖い思いをしたのは1回くらいで、救急車同乗で傷病者の処置にあたり、靴に血液が多量についた帰り道、たくさんの野良犬に囲まれた時は靴を脱ぎ捨てて走って、命の危機を感じたこともありました。基本、私たちは現地の料理を何でも美味しく頂き胃腸も強いのですが、何回もの渡航の中で1度だけお腹を壊してしまい、帰りの飛行機ではすぐにトイレに行けるよう通路側の席の取り合いをしたこともあります。


ここ3年近く、コロナの影響でカンボジアには行けていませんが、フェイスブックなどでRRC711隊員の近況を知り、火災や災害現場での活躍やプライベートでも結婚や出産の出来事を目にし、離れていても繋がっているようで嬉しく思います。早く、またカンボジアに行けることを楽しみにしています。

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