インドネシア(バンジャルマシン市)海外支援について
JPRインドネシア(バンジャルマシン市)海外支援について
元藤沢市消防局職員
前田 泰宏
今回、JPRの海外支援に初参加させて頂きありがとうございました。
日本では経験できないことばかりの連続でとても貴重な経験になりました。
現地の消防団の方々の、今回JPRの支援に対する姿勢や志の高さを感じました。
朝から夜遅くまで自分たちの送迎や色んなところに気配りして頂き感謝の一言です。
CPRの指導も積極的に取り組み、一生懸命な姿を思い出します。
消防団の方に限らす、市や軍の役職を飛越しマスコミ(カメラマン)まで実技に参加していました。
CPRの講義の休憩中に、火災指令が入り、現地の皆さんがダッシュで講堂を駆け抜けながら指揮命令系統を行っていました。
自分と松本氏は警察のレスキュー車に同乗しました。
火災は出動途中で鎮火し反転して講義を行っていた市役所に向かいました。その帰署途中何台ものの消防関係車両とすれ違いに日本でいう「お疲れ様」的な言葉を明るく掛け合い、また普通にバイクに乗ってる市民からも声をかけられている姿を見て地域の団結感を感じました。
教育課程の期間中に行われた、現地の消防操法大会優勝の動画をみてすごいと思いました。
足場の悪い沼地で行われ、多数ある障害物をすり抜けながらホースを延長し可搬ポンプからの1線放水。出場者、皆さんの素早い動きを見て、日本の消防救助指導会みたいな感じでした。その中でバンジャルマシン市は優勝しました。優勝トルヒーを見せてくれました。
昭和50年代のポンプ車(日本から寄贈された)も現役で出動しています。
道具を大切にし、メンテナンスも欠かさないという志は素晴らしかったです
会談に途中から参加したエマさんの友達の会社経営者のソフィアさんの行動力には驚きました。至るとこに顔を出していただき、また閉会式ではソヒィアさんの経営しているお店でやらせて頂き、みんなで盛り上がりました。(ソヒィアさんも)
通訳で来ていただいたアメリアさんも妊娠中で体調も良くない中、会談中、訓練指導、プライベートまで通訳して頂きありがとうございました。
申し訳ありませんが、この文面では伝わらないような様々な経験は、やっぱり現地に行き肌で感じるものだと思いました。
今回初参加の自分をサポートして頂いたチーム、そして今回のインドネシア海外支援の飛行機、ホテル等を手配、調整して頂いたJPRのスタッフさん及び会員さん、JPRを支援くださる様々な方々(横浜市のS医師さんはじめ)沢山の方のご協力に感謝しています。
自分はJPRの活動を始めて現地で体験し、是非、自分の力が少しでも役に立つのなら、このJPRの活動に継続的に参加し、チャンスがあれば現地の派遣指導員として、各国に指導に行きたいと思います。
アッという間の一週間でしが、充実した実りある体験をさせて頂き、ありがとうございました。また、これからをよろしくお願いします。
以 上