ザンビア5日目
- 播磨 賢
- 9月19日
- 読了時間: 2分
滞在4日目は日曜日のため官公庁が閉庁でしたので、我々も休養して充電し5日目に挑みました。
その5日目は、道路交通安全庁(RTSA)と国家警察本部を訪れ、プロジェクトの概要説明と協議を行いました。
RTSAは、道路交通規制、安全管理、運転免許、車両登録などを一手に担う中央機関で、日本の国土交通省、警察庁、NASVAを合わせたような役割を果たしています。RTSAは道路交通に関するあらゆる情報を集約しており、事故対応も業務の一つです。私たちのプレゼンテーションに対し、RTSAは強い関心を示し、パトロール隊員の教育にも役立つとの感想をいただきました。
RTSAでは、全国からの緊急通報を処理する指令室を見学しました。約10台のモニターが設置されたこの部屋では、専用番号「983」で通報を受け付けています。通報から出動までが非常にスムーズで効率的であり、ルサカ消防署とは対照的でした。将来、緊急通報サービスを一つの番号に統合する際の拠点として、このシステムは検討に値するかもしれません。
午後には、国家警察本部を訪問し、同様のセッションを行いました。驚いたことに、国家警察の監察総監自らが同席し、プロジェクトの意義を高く評価してくださいました。
また、今後の警察研修プログラムへの導入にも関心を示されました。(注:入館時に全所持品の管内持ち込み禁止を義務付けられていたため、写真撮影はできませんでした。)
これらの政府機関への訪問を通じて、国民の安全を守るという彼らの強い決意を再認識しました。同時に、私たちの活動が、その重要な使命を支える一助となり始めていることを実感しました。



















